こんにちは、お久しぶりです。

最近、とても本に興味のある篤です。

本がいっぱいある図書館に魅力を感じます。ネットサーフィンもいいですが、ブックサーフィンもとても面白そうだなと思います。

2007年になり、課題やテストに取り組む中で、「よくわからん」と思うこと多し。
あまりものを知らなければいくら時間をかけて考えても成果は上がらないと思われます。
そこで「よし、調べよう」と思い、ネットサーフィンを試みました。
確かに情報はたくさんありますが、核心的なところがよくわかりません。

ちょっとした調べものや、そのとっかかりとしては、非常に効率がよい媒体だと感じますが、いざガッツリやろうとする場合、やはり本がいいと思います。

そこで、「よし、図書館に行こう」学校の図書館はあまり新しい本は入っていなかったり、誰かが借りてるなどするので(もちろんいい本がたくさんあるのですが)、横浜市立図書館に行ってきました。

いやあ、宝庫です。わかりやすい本、詳しい本、「とてもいいな」と思う本がたくさんあります。
同時に、とてつもなく幸せな環境にあるのだな、ということと、1冊1冊の重みを感じました。

というのは、何万冊もの本をすべて(貸し出し許可のないものもありますが)閲覧できる、かつ簡単に検索できてしまうのです。図書館という場所に行くだけで。

これはすごい、と思います。図書館なんだから当たり前、と思われるかもしれません。事実そのための建物ですので、そうであって当然とも思いますが、図書館がなかったら?と考えるととてもすごい建物だと思います。

もしも図書館がなければ、どうやって資料を集めるのか? どうやって見つけるのか? まず資料集めにものすごく労力がかかると思います。巷の本屋のほんの量も知れています。ネットで調べて購入するしかないのでは、と思います。

その場合、ろくに中身も確認できないですし、時間もかなりかかります、かつお金がとてもかかります。

それに引き換え図書館は、何千円もする本がただで借りられます。すごすぎる。
工学系の本は特に高いように思います。3000円くらいの本は当たり前にあります。

そんな本を6冊借りたら18000円分です。とても買っていられません。あなおそろし。

あ、ちなみに僕は図書館とは何の関係もありません。ごく個人的に「図書館ってすごいな」とふと思っただけです。

そして、本がすごいと思う理由ですが、まず「本」になってる時点でとてつもなくすごいと思います。世に公開されるものですから、文章を書くだけでなく(まずこれが大変だと思うのですが)何度も校正して、いろんな人のチェックを受けなくてはいけないでしょう。しかも、それを本として売り出すわけですから、印刷、製本、売り込み、宣伝をしなければいけないと思われます。

大変だ。

発行部数はどうする?売れるのか? 誰が対象?マーケティングしなくては!
やることは無数にあるように感じられます。とても一人ではできない。

このあたりのことは知識がないので、想像で書いておりますので、あしからず。

そんなこんなを経て、本になっているわけなので、ものすごい労力によってできているはずです。そう思うと1冊1冊が ズシリ と重く感じます。

そして、それだけの労力をかけてまで、本にしたのです、著者の熱い思いを感じます。本にするうえでいろいろな贅肉が取り除かれているはずですから、純粋にかなりレベルの高い「知恵のかたまり」なのではないかと思います。

これは私の思うところですが、本は作者の思考とつながる窓であると考えています。
文字を「読む」ことでその窓をあけることができるのだと思います。

本を読む際、私は文字を見ていません。確かに文字を読んではいるのですが、呼んでいる最中はそんなこと気にしていません。「文字」を媒体にしてその向こう側をみています。
なので、気づいたら本が終わっている。ということ多し。

本はタイムマシンでありどこでもドアでもあると思います。
まるでドラえもんの道具のようですが、それくらいの価値あるものであると思います。

すでにこの世に居ない人や、あったこともない人たちの考えを聞けるのです。いやあすばらしい道具だ。

ただひとつ難点なのはこちらから意見を言えないことです。
しかし、すでになくなっているひと以外は、今もどこかに存在しているわけですから、「これは!」と思う本があれば、著者に会いに行ってぜひお話をしたい、そう思います。