どうもこんばんわ。宮原です。
ア■ンソと中□は空気読めって言いたいマクラーレンファンの阪神ファンです、はい。

今日は新幹線に乗ってきました。いいですね、500系
頭上が狭いだのシートピッチが狭いだの言われて、ついに東海道区間から追い出されることが決定したのですが、いなくなる前に、ってことで選びました。
確かに頭上は狭く圧迫感はありましたけど、重心が低いんでしょうか、カモノハシ700系に比べると揺れが少ないです。でもあの電車の魅力はそんなことより何より、スピードにこだわった、その姿勢にあると思います。フランスに奪われていた営業速度のワールドレコードを奪取するために、日本の技術者さんたちはがんばりました。(ちなみに、TGVレベルの騒音基準と安全基準ならばとーっくの昔に日本も300km/h運転やってます)

で、ちょっと前振りが長くなりすぎましたが、自分、はっきし言って未だにマシンの部品だとか構造だとかよくわかりません。機械工学だとか材料力学だとかさーっぱりです。これは、当然フォーミュラだけではなく電車だってそうなわけです。
やれ、なんでモーターが回ってるのかだの、モーターと車軸の間の動力伝達はどうやってるのかだの、アルミダブルスキン構造だのって、よくわからんわけです。
トンネル入ったときの微気圧波うんぬん、なんちゃら渦がうんぬん、さーっぱりです。わからんことが多すぎます。
そういえばK下が先日、「ベアリング知らないヤツがいたなんてびっくりだよ〜」って言ってましたが、えぇ、自分もここに入るまで知りませんでした。これもおもいっきり電車に使われてるのに。

でも、これらのことを逆に見れば、このYNFPに入ったおかげでフォーミュラカーから自分の好きな電車のほうへ少しずつでも知識が流れていってるってことですよね。少なくともベアリングの知識は流れたわけです。それに、あぁあれはこういうことか、あれはあれかと、駅で見てるだけでもいろいろ考えられるようになりました。

それにこのクラブに入って、あーだこーだやって設計・製作してるメンバーたちを見ることによって、多くの技術者・製造者さんたちのやってることや苦労が少しではありますが理解できるようになってきました。ただ速いなかっこいいなだけじゃなく、ちょっと深いところ、例えばこれ設計するのにどんぐらいかかったんやろとか、そもそもよくこれ作ったな、って感じに。

世の中文系理系で超えられない壁はあると思いますし、いまから自分が理系になることはないでしょうが、そこの行き来をお互い頑なに拒否することなくやっていくと、きっといいことあるんじゃないかなと思いますね。
自分は、他の文系人よりも理系人の気持ちがわかる文系人になってみたいです。