大会1日目

ynfp2005-09-06

松本です。大会が終了しました。これを書いているのは10日の深夜0:36です。大会期間中はネット環境から離れていたため速報形式でのレポートができませんでしたので、これからそれぞれの日に起こったことを書いていきます。


5日の午後3時に大会会場である富士スピードウェイに入り、受付を済ませました。さて、いよいよ大会開始の6日です。とにかく車検をパスしない限りマシンを走らせることはできません。そしてそれは早ければ早いほどその後の展開が有利になります。6:30ゲートオープンでしたが5:30に到着して1番に開門を待ちます。その甲斐あってスムーズに準備することができ、1番最初のグループで車検を受けることができました。今までに合同走行会などで簡易車検を受けたことはありますが、レギュレーションに基づき厳格にチェックされる車検はこれが初めてです。盛合さんや横村さんを中心に受け答えをしていき、ほぼ問題なく進んでいきます。1つだけ問題だったのはカウルの先端の面がとがっていたことですが、すぐに改良して再車検でクリアです!全参加チーム中3番目に車検をクリアすることができました。


喜んでばかりいられません。11:30からコスト審査がはじまります。事前に提出したコストレポートをもとに受け答えをしていき、レギュレーションで指定された部品の製造方法・組立過程の回答もしていきます。


14:30からはデザイン審査ですが、この前にチルト検査や騒音検査があります。60度マシンを傾けても車両が浮かないかをチェックするのがチルト検査ですが、問題なく一発クリア!騒音も事前にチェックしていたので問題ありませんっ!...と思っていると落とし穴。なんと、3回計測しましたが3回とも不合格になってしまいました。急いでピットに戻って予備のサイレンサーに取り替えます。これで再検査をしたところ見事クリア!さて、最後の車検はブレーキテストですが、その前にデザイン審査の模様をお伝えしましょう。


まずは高橋さんが私達のマシンについての説明を3人の審査員に対して行ないます。その後質疑応答形式で進んでいきました。フレームについては高橋さんが、足回りについては盛合さん、パワートレインについては横村さんが詳しく説明しました。あっと言う間に時間が過ぎていき、30分が過ぎたところで終了です。初めてのデザイン審査でしたので、どんな結果が出るのかまったく予想がつきません。


ブレーキテストに戻ります。これは静止状態から加速してフルブレーキ→四輪ロックしているかを確認するものです。以前からフロントがロックしづらかったのですが、案の定今回もうまくいきませんでした。幾つか改良してみたものの中々ロックしません。そうこうしているうちに、静的審査最後の種目、プレゼンテーションがはじまりました。担当者はスーツに着替えて本部の建物で審査員に自分たちのマシンのセールスポイントをプレゼンします。10分間プレゼンした後にそれに関して質疑応答というかたちです。これもあっと言う間に終わってしまいました。プレゼンを行なっている一方では、無事ブレーキテストも合格しました!これで明日から動的競技に専念することができます。


さてさて、台風も迫っています。明日はどうなることやら...